[vol.61]ブラジル産食肉の不正問題発覚で何が変わる?
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日本人の食卓に切っては切れない食材が「鶏肉」
ではないでしょうか。
この国民的食材に先週激震が走りました。
食肉大国との異名を持つこのブラジルで、食肉加工業者21社が
衛生基準を満たさない肉を国内外で販売した疑いで摘発されたので
その内容は卑劣です。
「腐敗した肉製品の見た目や悪臭をごまかすため、
使用されていた」と現地の捜査官は伝えています。
日本の鶏肉輸入の内、
他人事では無い状況ではないでしょうか。
先週、国産の銘柄鶏を扱う会社役員の方にお会いし、
この問題についてお話を聞くことができました。
その方によると、今後はブラジルからタイへとマーケットが
大きく動く可能性があるそうです。
輸入史上、例のないことだそうですが、もし実現した場合、
国内の鶏肉の価格も値上がりする可能性があるとのことでした。
健康もコストも脅かされる状況が日本にもやってくるのでしょうか
家庭のみならず、
現在決まっていることとして、既に輸入制限を行った日本以外にも
中国や欧州連合(EU)、チリ、メキシコ、
さらに広がる可能性があるとのことです。
世界でみても8割を占めるブラジルの巨大マーケットの穴を
今後どのようにして埋めていくのか?
当メディアサイトでも今後の動向をお伝えしてまいります。
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