いいメニューは人を動かす。お客さんからの反響があると嬉しいですから。
会社名/店舗名:ジー・テイスト/村さ来
北日本営業本部 FI事業部事業部長補佐 久保田 英生 様
会社/店舗プロフィール:
Q1.なぜメニューを変えようと思われたのですか?
エンドユーザーのお客様が飽きないように変えています。またメニューは使っているとボロボロになってしまいます。お客様へのプレゼンツールでもあるので、きれいな状態・商品内容をブラシュアップすることでお客様満足度を上げるためという理由もあります。
Q2.メニューデザイン研究所に発注した理由、決め手はなんですか?
関西村さ来とコラボするという話になったときに知りました。サントリーとの取引もあり、信頼がありお願いしたのがきっかけです。社内デザイナーもいますが、簡単な制作が多く100店舗以上ある中で90%が加盟店のお客様なのできちんとしたものを提供しなければいけないと感じています。また色んなメニューを見させていただきデザインにインパクトがありお願いしました。
Q4.作成期間中に良かった点、悪かった点を教えてください。
最終的に良いものができればよいかなと思います。やっているときは、お互い仕事に対して良いものを作りたいという想いもあり、喧嘩というか言い合う期間も大事だと思います。
メニューの制作で実はもう秋冬GMに向けて動いているのですが、部数や仕様が変わったり減ったりしてもあまり制作工期が変わらない部分がどうしても長いなーと感じてしまいます。
印刷期間がかかるのは乾かしたり、ミシン綴じをしたりと1日では出来ない事はわかるのですが、専門ではないのでどのくらいの部数であれば何日で完成するのか、どのデザインがどれだけかかるのか等制作期間の工期の詳細を知りたいです。
また、土日祝がお休みされている部分に関して我々普通に動いていますので気になりますね。特に夏季休暇は飲食業界で10月からスタートさせると8月のお盆休みの期間がちょうど一番大事な時期になってきます。そこで動けないと1~2週間の遅れが出てしまうので、そこはお盆もMDLさんにも一緒に頑張ってやりましょうよ!と思います。
印刷会社に関しても長年やってきていますのでそこの部分も一緒に頑張っていきましょうという感覚はありますね。しかしメニューの反響などを聴くとやはりうれしいですね。
Q5.弊社の営業プランナーは如何でしたでしょうか?
営業サポートの方が初校からご校了まで動いてくださっていたのでとくに今までと変わりはありません。ただ担当や組織が変わることは仕方ないと思いますが、コロコロ変わってしまうより営業担当はあまり変わらない方が良いと思います。デザイナーは常に新しいものを生み出すので変わっても良いですが、価格順など弊社のトンマナの引き継ぎなどはきちんとされていないと「おいおい…」と思います。
Q6.一番印象に残っているエピソードを教えてください。(あればで結構です。)
悪いこと
初期のお取引があったころ、こちらの支給した情報の確認不足もありましたが「炭」を使用していないのに焼き鳥カテゴリーのキャプションに「炭火」で焼き上げた~という表現になっており、全てメニューを刷り直ししてしまったこと。納品後、店舗スタッフから炭は使用してないと指摘があり発覚しました。
良いこと
うちのわがままですが一度デザイン会社を変えてみたことがあります。ですが良いメニューが出来上がらず、時間が無い中で納期に間に合うように対応してくださったことです。そこから長年メニューデザイン研究所にお願いしていますが、マンネリ化してくるところに対してはやはりよいものを作りたいという思いもあり、浮気をして凝りましたがまた別会社に出してみたいという気持ちもどこかありますね(笑)
Q7. 納品後のメニューの反響を教えてください。(課題解決ができているか?)
クリエイティブの世界はこれという正解がないと思います。料理の世界も同じなんですよ。このメニューを作って売れるか分からないじゃないですか。じゃあ売るためには・・・と考えていますが、そう思った時に毎回良いものができているんじゃないかなと私は思います。毎回同じ仕様でしたがツールを2つにすることで変わった感は出たと感じます。しかし金額はあまり前回と変わらずなのでコストダウンをしたいですね。
我々は詳しい業者などは知らないので、同じ紙でもどの会社なら安いのか・どうすれば安くなるのか等もっと自発的に動いてもらいたいなーと思ったりします。料理も同じで仕入れを安くするために取引業者とこちらも動いているので、MDLがやってくれた分こちらもそれに答えたいと思います。
先ほどの良かったことといえばもう一つ追加で。加盟店のオーナーから「いいメニューを作ってくれてありがとう!」と言われたすごくうれしかったですね。
メニューに対する自信はスタッフの笑顔に現れています。
会社名/店舗名:株式会社心斎橋ミツヤ 第一営業部 MITSUKE 阪急グランドビル店
店長:中川 敬介 様
企業情報:関西発の「アンミツ」のミツヤ、「軽食喫茶」という業態の開発、関西発のセルフ式のカフェ業態の展開等、業界のパイオニアとして歩み続ける。
http://www.mitsuya.co.jp/index.html
メニューデザインを改定する上での課題とは?
自分達の店の売りが伝わっているのか?という疑問がありました。ホールに立ってお客様の表情や動きを伺っていると、まだ伝えきれていないと感じたからです。グループの別店舗で実績があったこともあり、メニューデザイン研究所さんに相談をした所、お店が抱えている課題が2つに絞り込まれました。
・客単価の伸び悩み
・リピート率の低下
お店の価値を伝え切れていないことで、チャンスロスが生じていることが分かったのです。
課題を解決するための提案がMDL(メニューデザイン研究所)にはありました
課題が見えたことで、具体的な改善案が次々に生まれました。
例えば、
・メニューの見せ方
・テーブル仕上げする事でその場を楽しむ(CS向上目的)
・ボディーコピーを変え、お店の特徴、楽しみ方を伝える
・ドリンクの出数コントロールによる原価コントロール
このような施策は自分達にはない発想であり、とても新鮮なでした。
メニューデザイン改定後の成果
見えた課題から、導いた目標ですがいずれもプラスに転じました。
・客単価108%
・客数105%
目立ったアップ率ではないが、推移としては順調なすべりだしだと評価できる結果を得ることができています。
思いがけない成果も
今回行った施策のひとつに 「テーブルで仕上げるメニューの導入」を、MDLさんから提案頂きました。目的としては、動画を撮影してもらって拡散して頂くためではあった。
施策を行う上で必要なオペレーションの指導をスタッフに教えていましたがなかなかすぐにはうまく出来ずに苦戦する場面もありました。しかし、お客様の反応が非常によく、メニューの写真を見た時点で、「これってどんなの?」と聞かれることが増えました。
メニューに対する自信を持ち始めたのか、「どんな風に説明をするか?」をスタッフ同士で話し合い場面も増えました。接客を楽しむスタッフが増えていることから良い流れが生まれています。お客様が帰り際に「ここのスタッフは楽しそうに働いているね。」とお声を頂きました。正確に数値化できているわけではないが、このような反響がリピート率の向上に繋がるのではないでしょうか。
今後、MDLに求めることとは?
今回担当して頂いたプランナーさんを始めデザイナーの方々にはメニューのネーミング、メニュー案までサポートして頂きました。今後はスポットの提案だけではなく、オフィシャルのサービスとして定着して頂くことを求めます。
自信を持っておすすめできるメニューで、スタッフのモチベーションも変わりました。
会社名/店舗名:株式会社ハジメフーズ
役職:店長
名前:山元 雅生様
会社/店舗プロフィール:
関西を中心に「鉄板鍋料理はじめ」「空とぶからあげ」などを展開。「元祖鉄板鍋きのした香里園」は地元で長く愛される人気店。
Q1.なぜメニューを変えようと思われたのですか?
メニューはずっと自社で制作していました。ですが、写真や文字情報含めて統一感に欠けると感じていました。メニューは来店されたお客様が最初に手にするものですし、それ以上に見て楽しめるものを作りたいと思ってもいました。店舗が目指すビジョンをメニューで表現したいという想いもありましたので社外に制作を依頼することを決めました。
Q2. メニューデザイン研究所に依頼されてどうでしたか?
正直なところ、時間がかかるものなのだと感じました。ただ、時間をかけた分じっくり考えて意見を言えたことは良かったと思います。作るものはメニューですが、お店のことを色々な角度から見つめる良い機会にもなりましたし、自分たち以外の声としてメニューデザイン研究所さんからは貴重な意見を頂くことができました。
また、自分達で作るとどうしても日程が延びたりしていましたが、スケジュールを固めて頂いたこともあり期日通りに進行ができたことも良かったと思います。
Q3.発注をされてみてどうでしたか?
スタッフのモチベーションがあがりました!スタッフからは「メニューよくなった!」という意見があがりました。お客様に自信を持っておすすめできているのが分かりました。
Q4. 今後メニューをどのように使っていきたいですか?
今回のメニュー作成で自分たちが理想としている内容に近づけたと思います。これをベースにして自分達の個性をメニューに落としこみ、よりお店のブランドを確立していきたいと考えています。
Q5.店舗が長く地元で愛される秘訣は何だとお思いますか?
武器になる看板メニューがあることと、積極的な商品開発とスタッフのチームワークが強みだと思います。店舗では面接時に「こういう店にしたい」という思いをしっかり伝えるようにしています。そこに共感した人が働いているので定着率が良く、接客にもそれがでているのだと思います。辞めてからも友達と食事に来てくれるような関係が続いていますし。人と地域に繋がりが持てているのが秘訣だと思います。これからもメニューを通じて繋がりを深めて生きたいとも思います。
お店の活気はメニューPOPで作れることを知りました
会社名/店舗名:有限会社グランドライン
役職:代表取締役
名前:畑本 拓 様
会社/店舗プロフィール:兵庫県三宮に、港町神戸のやたらと魚が旨い店、「ウオサンジ」と、本格炭火焼鳥と創作逸品料理「鶏力」を経営。
Q1.なぜメニューを変えようと思われたのですか?
お店の雰囲気作りを、メニューPOPで再現したいと思ったからです。以前までは、そのほとんどがスタッフによる活気で雰囲気は作られていました。その場に応じたセールストークができていたこともあり、メニューもそれほど必要とは感じてはいませんでした。
しかし、スタッフのスキルに左右されるため、サービスにムラが生じるのも課題でした。その点メニューPOPは料理の美味しさや、店内の賑やかさを伝えるツールとしても利用できるのではと考えるようになりました。
Q2.メニューデザイン研究所に発注した理由、決め手はなんですか?
元々メニュー作成は内製していましたが、他の業務で手詰まりとなるにつれ、自分たちでサイクルを回していくことが困難になっていきました。経済的にコストをかけてもプロに頼むべきと感じたところ、タイミング良く紹介頂けたのがメニューデザイン研究所さんでした。程なくして、まずはやってみようということでメニューPOPの依頼をお願いするにいたりました。
Q3.作成期間中に良かった点、悪かった点を教えてください。
はじめはこちらで意図しているものや抱えている課題を汲み取ってくれているのか?不安に感じることがありました。コミュニケーションの量の少なさが原因でしたが、回数を重ねるごとにその課題は解消されました。もうひとつは制作から納品までのスピードでしょうか。お互いの意思疎通ができていないと、仕上がりはズレたものになってしまいます。これもコミュニケーションの量に尽きるのですが、ここはお互いの歩み寄りで解消する必要があると感じています。
Q4.弊社の営業プランナーは如何でしたでしょうか?
入社2年面の梅田さんが担当してくれましたが、柔らかな物腰で対応して頂くことができました。またビジネスの先輩としてアドバイスさせて頂くなら、課題解決に必要な嗅覚を養って欲しいと思います。相手の課題がどこにあるのか?それを的確に捉えられるかが、課題解決のスピードにつながるからです。そうすると、信頼の元で“丸投げ”ができる。表現が雑かもしれませんが、限られた時間でお互いに成果を出すには必要なスキルだと思います。これからも期待しています!
Q5.一番印象に残っているエピソードを教えてください。
パンフレット用の撮影をするため、早朝の市場に同行してくれたことですね。朝7時に大阪から神戸までの距離なので、『えっ来るの?大丈夫??』と確認はしたのですが、『行きます!』と担当の梅田さんは即答してくれたのが嬉しかったです。撮影がてらに食べたモーニングも良い思い出です。
Q6. 納品後のメニューの反響を教えてください。
お客さんからの反響は上々です。手書きのPOPで店内に活気が生まれましたし、これを見て頼まれるお客さんも増えました。商品に対して、お客様からの質問も増えており、コミュニケーションのきっかけになっていることは確かです。コメント内容を深堀すれば、コミュニケーションツールとして進化させることもできるのではと思います。これからも期待しています。
時間がないリニューアル案件でも安心してデザインしてもらいました
会社名/店舗名:株式会社 心斎橋 ミツヤ
役職:専務取締役
名前:小儀 俊彦
企業情報:関西発の「アンミツ」のミツヤ、「軽食喫茶」という業態の開発、関西発のセルフ式のカフェ業態の展開等、業界のパイオニアとして歩み続ける。
http://www.mitsuya.co.jp/index.html
Q1.なぜメニューを変えようと思われたのですか?
良くも悪くも器用な会社で、昔から自分達でメニューを作成していました。しかし、内容は満足できるものではなく、いつか変えたいという気持ちは常々持っていました。いろんなデザイン会社とも接点を持つ中で、自分達の店の売りがメニューブックで表現できているのかも疑問を抱くようになり、メニューの重要性を気づいたのがひとつ転機としてありました。
Q2.メニューデザイン研究所に発注した理由、決め手はなんですか?
料理長の口コミで良い会社があるということは前から知らされていました。また料飲メーカーの展示会で偶然出会ったこともタイミング的にばっちりだったことも理由です。決めては、営業担当の唐沢さんのゴリ押しでしたが(笑)
Q3.ご発注から納品までどのくらいかかりましたか?
とにかく時間がないリニューアル案件でしたため、発注から3週間というスピードで0から10までを作成して頂けました。
Q4.作成期間中に良かった点を教えてください。
期日納品をしっかり守って頂けたことは案件が進行している最中でも感じられ安心できました。いつもは自分からタイムスケジュールを気にし、各業者につっこみを入れていましたが、そのような気苦労は一切ありませんでした。
Q5.弊社の営業プランナーは如何でしたでしょうか?
最初のゴリ押しから、最後の納品まで頼もしく、初めての案件にも関わらず案件の一切を安心してお任せすることができました。強いていうなら、お値段でしょうか。最初はこんなにするの?と驚きましたが納品後の反響を見れば納得ができるのも確かです。
Q6.一番印象に残っているエピソードを教えてください。
メニューブック以外にも、店名からファサードデザインに至るすべてをお願いしましたが、予想をはるかに超える提案にとても感動しました。過去の経験から言うと、デザイナーは何でもかっこよくしたがると感じていましたが、色々な情報を統合してお店にとってのベストな表現を突いてくれたことは今までにない体験でした。
Q7. 納品後のメニューの反響を教えてください。(課題解決ができているか?)
素晴らしいです。当初予想していた出数は今のところ予想通りに結果がでています。売りたい商品が実際に売れることで、リピートしてもらえる可能性が高まるため、狙い通りの施策がメニューでできています。アルコールも予想以上に売れていることも当初の狙いであったため、良いメニューができているなという実感があります。悩みながらではありましたがメニューデザイン研究所の皆様と着実な一歩を踏み出すことができました。
メニューブックは「前味」、お店の印象を決める最も重要なツールです
会社名/店舗名:千房 株式会社
役職:代表取締役
名前:中井 貫二 様
企業情報: 1973年に大阪・千日前に「千房」を開店。その後支店を増やし、1981年の静岡出店以降は全国と海外にも展開。
Q1.なぜメニューを変えようと思われたのですか?
今までは自社のデザイナーによる内製で完結していました。しかしそのメニューブックがどこまでお客様に伝わっているかは未知数でした。プロのデザイン会社であれば、どう違うのか?次第に興味を持つようになったのが最初のきっかけです。
Q2.メニューデザイン研究所に発注した理由、決め手はなんですか?
そんな矢先に知り合ったのがメニューデザイン研究所様でした。タイミング的なところもありましたが、決め手は別です。担当の営業の方からメニュー完成までの工程を伺った時に、店舗リサーチにかける時間と重要性を知れたのが一番だったと覚えています。会社の理念から現場に至るまで、私たちの取り組み方を知ろうという気概が感じられたからです。この人たちであれば任せてみたいと素直に思えました。
Q3.メニューブックの重要性について教えてください。
メニューブックの表紙にある、「ここからはじまる」というタイトルに全てが集約されています。私たちの経営理念に、「前味」・「中味」・「後味」、というものがあります。料理を食べる瞬間だけでなく、来店される前と後においても、お客様に感動を与えることを大切にしています。お客様が足を踏み入れた瞬間に、気持ちのよい接客ができているか?メニューを見てイメージを振るわすことができているか?すべてはファーストインプレッションである「前味」にかかっています。メニューを見てがっかりさせるようでは、マイナスからのスタートを切ってしまうからです。「ここからはじまる」はまさに、メニューブックであり、お店にとって最も重要なものだと考えています。
Q4.作成を通じて良かったと思う点を教えてください。
私も含め社内デザイナーには大きな刺激になりました。客観的に分析して頂き、良いことも悪いこともすべて指摘してもらえたことは、私たちがずっと知りたかったことであったからです。フィードバックをもらえたことで、社内デザインも成長できると考えています。
Q5. 納品後のメニューの反響を教えてください。
効果は絶大です。メニューを開いて悩むお客様は以前に比べて確実に減りました。売り上げは当初の思惑通りに推移していますし、実際にお客様単価があがりました。しかし、課題は山積しています。これは飲食業界全体にいえますが、すべてのコストは上がり続けており、値上げは避けられない状況です。値上げに消極的になりがちですが、提供するサービスが求められる以上のもの(付加価値)を帯びて入れば、値上げは必ずしも悪ではないと考えています。高いものを、高く売れる付加価値をつけられるかが勝負です。そのためにメニューブックが変わり続けることは、移ろいやすいお客様のニーズを捉え価値を訴求できる重要なツールだと考えています。
Q6.今後メニューデザイン研究所に求めることはありますか?
一度スタッフの方にもホールに出てもらい、お客様が実際どのような目線で頼まれているかを体験してもらいたいです。新しい発見がホールにはあるかもしれませんね。