18年5月9日/お客様の声
会社名/店舗名:千房 株式会社
役職:代表取締役
名前:中井 貫二 様
企業情報: 1973年に大阪・千日前に「千房」を開店。その後支店を増やし、1981年の静岡出店以降は全国と海外にも展開。
今までは自社のデザイナーによる内製で完結していました。しかしそのメニューブックがどこまでお客様に伝わっているかは未知数でした。プロのデザイン会社であれば、どう違うのか?次第に興味を持つようになったのが最初のきっかけです。
そんな矢先に知り合ったのがメニューデザイン研究所様でした。タイミング的なところもありましたが、決め手は別です。担当の営業の方からメニュー完成までの工程を伺った時に、店舗リサーチにかける時間と重要性を知れたのが一番だったと覚えています。会社の理念から現場に至るまで、私たちの取り組み方を知ろうという気概が感じられたからです。この人たちであれば任せてみたいと素直に思えました。
メニューブックの表紙にある、「ここからはじまる」というタイトルに全てが集約されています。私たちの経営理念に、「前味」・「中味」・「後味」、というものがあります。料理を食べる瞬間だけでなく、来店される前と後においても、お客様に感動を与えることを大切にしています。お客様が足を踏み入れた瞬間に、気持ちのよい接客ができているか?メニューを見てイメージを振るわすことができているか?すべてはファーストインプレッションである「前味」にかかっています。メニューを見てがっかりさせるようでは、マイナスからのスタートを切ってしまうからです。「ここからはじまる」はまさに、メニューブックであり、お店にとって最も重要なものだと考えています。
私も含め社内デザイナーには大きな刺激になりました。客観的に分析して頂き、良いことも悪いこともすべて指摘してもらえたことは、私たちがずっと知りたかったことであったからです。フィードバックをもらえたことで、社内デザインも成長できると考えています。
効果は絶大です。メニューを開いて悩むお客様は以前に比べて確実に減りました。売り上げは当初の思惑通りに推移していますし、実際にお客様単価があがりました。しかし、課題は山積しています。これは飲食業界全体にいえますが、すべてのコストは上がり続けており、値上げは避けられない状況です。値上げに消極的になりがちですが、提供するサービスが求められる以上のもの(付加価値)を帯びて入れば、値上げは必ずしも悪ではないと考えています。高いものを、高く売れる付加価値をつけられるかが勝負です。そのためにメニューブックが変わり続けることは、移ろいやすいお客様のニーズを捉え価値を訴求できる重要なツールだと考えています。
一度スタッフの方にもホールに出てもらい、お客様が実際どのような目線で頼まれているかを体験してもらいたいです。新しい発見がホールにはあるかもしれませんね。
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