実は飲食専門のデザインならでは?! 大衆酒場などの「大衆っぽい」デザインって何?

”青山”

FTCの青山です!

「大衆っぽいデザインでお願いします。」なんてオーダー、実は飲食専門の制作会社ならではなのです!キュート、ラグジュアリー、クール…色々なデザイン感がある中で「大衆っぽい」デザイン感とはなんぞや?と言うことで、今回は「大衆っぽさ」を考察していきます!

大衆っぽさの大前提

大前提として、戦前の闇市で軽い軽食や屋台が起源とされる大衆食堂。なので基本、グラフィックや写真などにこだわらないシンプルなデザイン感がっぽさを演出するポイントです!

大衆っぽい要素

では具体的に、どんな要素があれば、大衆っぽさを演出できるのでしょうか?!

提灯

活気を演出する提灯。赤提灯を見ると自動的に飲みたくなりますね!

のれん

「お店感」が一発で分かるのれん、おもわず「大将やってる?」ってくぐりたくなりますね!

手書き要素

手書きのメニューなど。ほとんどのお客さんはお店の人がセッセと自分で書いてるって思ってるんでしょうけど、そう思わせたら勝ちです!

どうでしょう?この3点セットさえ揃えば、もう大衆酒場のイメージになっちゃいますね!!

いろんな世代に向けた大衆

本格的であればあるほど、ターゲットの年齢層は高く、色味などで
トレンド感を出して行けばいくほど、ターゲットの年齢層は低くなっていきます!

本格的な大衆感

ツウにはたまらない雰囲気!美味しいアテが出てきそうな気しかしませんね!その反面若い世代や一見さんにはちょいハードルが高いかも??酒飲みの私はたまらないですけどね!

ネオンや色味をPOPにした大衆感

のれん、提灯、手書きの3点セットをPOPな色味にするだけで、若い世代も入りやすい雰囲気!一見でもフラッと入れちゃいそうですね!ただ、ツウには物足りない雰囲気??

 

いわゆるネオ大衆

若い世代と年配の世代のちょうど中間!若い世代には新鮮で、年配の世代には馴染み深い部分もあり、どちらの世代も入りやすい雰囲気で、流行っているのも納得できますね!ネオ大衆の雰囲気を出すポイントは本格的な大衆感を、よりシンプルに清潔感を持たせて明るくする感じ!

大衆っぽいグラフィックって?

じゃあ、実際、「大衆酒場」に合うようなデザインのポイントって何なのさ!ってことでポイントを押さえてみました!

大衆っぽいグラフィックに変換!

良い感じの大衆酒場に左のような、加工バリバリ、グラフィックモリモリの、いかにもデザインしてます!ってメニューがあったら世界観に浸れなくてちょっと冷めちゃいません??なのでいかにデザイナーが作ってないように見せるのかが最大のポイントです!

大衆っぽいメニュー

こんな感じだと大衆酒場にも馴染んで、酒が進んじゃいそうですねえ!写真がなくても絶対美味しいもん出てくる感が半端ないっす!

大衆っぽいイラスト

手書きの温かみのあるこんなイラストだと大衆酒場にも馴染んで、写真では伝えきれない、情緒がでますね…!イラストの良さは描いていないものまで想像させることが出来ることですね!絶対美味しそうな顔して飲んでるもん!この人!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?大衆っぽいさは飲食店における、本格感やおいしさを伝える、飲食ならではのデザイントーンです。
いかにデザインしたものを、デザインしていないようにみせるか…飲食専門の制作会社ならではのテクニックが詰まっています!我々FTCではこれからも飲食に関わるデザインの考察を重ね日々技術の向上につとめていきます。そして培った技術を全国の飲食店様の繁盛へとつなげます!お気軽に、ご相談ください!

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