浦西
本日は、関西ではちょっと珍しい業態「やきとん屋」さんの事例をご紹介いたします。
「やきとん」と聞いてどんなお店を想像しますか?
【焼鳥=鶏肉】【やきとん=豚肉】は全国共通だと思っていましたが、北海道、埼玉県東松山市、九州などでは豚肉を串に刺して焼いていても、全てを総称して「焼鳥」なんだそうです。地域独特のルーツがあり面白いですね。
本日ご紹介するのは大阪の京橋にオープンしたお店です。
やきとん居酒屋 ぶたもん本店
豚のホルモン串「やきとん」をメインに、”せんべろ” “ちょい呑み”など「安くて美味しい」お得なセットを売りとした大衆居酒屋です。
1階は立ち飲み、2階と3階はテーブル席があります。
メニューデザイン研究所に依頼していただいたきっかけ
京橋酒場、あべの酒場、福島酒場など、姉妹店の店頭やツール制作をさせて頂いた経緯があり、次は新たなブランドでFC化へ向けての旗本店を作りたい!とご相談いただきました。
FC展開を目指す業態は、大阪には少ない「豚串」をメインとした居酒屋。かわいいロゴの「ぶたもん」という店名です。
物件が決まり、ここからどのようにお店を作っていくか、ここからがメニューデザイン研究所の出番となりました。
新店オープン前の課題
【BEFORE】
- ブランドカラーを明確にしていきたい
- キャッチーなお店づくりがしたい
焼き鳥といえば”赤”のイメージですが、そのように馴染んでしまえば目立たないので、「敢えて馴染まないお店にしたい」というご希望。
改善案
・壁面看板3種・提灯21種
焼鳥のように馴染まない色=黄色をブランドカラーにし、「何のお店」ということと、「名物」を明確にしたデザインに。
↓
入り口には大きなメニュー看板を作成。どんなものがいくらで食べれるか?を分かりやすく0.3秒でキャッチできるデザインに。
課題を解決した店頭が完成!
【AFTER】
3階建ての一棟借りで、建物全体を使って業態アピールを行いました。
ビル丸ごと黄色なお店は、昼も夜も遠くからでも目立つ存在感。
「やきとんのお店」「ぶたもんという店名」「ねっく・モツ煮・たん・豚から・のど・レモンサワーが食べれるお店」「ちょい呑みが500円」という情報が明確です。
提灯21種と看板3種
ちょうちんに書かれた文字は、フォントではなく、手書き職人による書き文字で、より温かみのあるデザインに。
ブランドカラーとコンセプトがしっかりしたお店。今後のFC展開が楽しみですね。ぶたもんさんのFC店に加入したいという方もこちらもチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はブランドカラーから店頭丸ごとのご提案をさせていただきました。
みなさんのお店は、コンセプトや名物があり、しっかりブランディングできていますか?
どんなお店を目指しているか?お店の看板やメニューはコンセプトとずれていないか?今一度確かめてみてくださいね。
上手に集客し選ばれるお店づくりを目指しましょう!
■事例協力店舗様
店名:ぶたもん 本店
住所:大阪市都島区東野田町3-11-5
Instagram:butamon_honten
メニューデザイン研究所では飲食店様のデザインにまつわる課題やお悩みを解決し、ご繁盛に貢献するご提案をさせていただきます。