DXって何?知らないでは済まされない!「食×EC」で時代を先取る「2021時流適応セミナー」レポ

山﨑

MEDIYライターの山﨑です😊

緊急事態宣言の延長が囁かれる2月2日の節分に、リライズコンサルティング主催の「2021時流適応セミナー」に参加してきました。

忌ま忌ましくもコロナ元年となった2020年。そして新たな年を迎えた2021年は食品業界にとってのビジネスモデルの変革元年だといいます。

世界がコロナ一色に染まった今、適応すべき時流とはなにか?主催者である中山氏のお言葉を拝借すれば、「それは、時流の“加速”であって、時流の“変化”ではない。」ということ。

冒頭から確信に迫る代表のメッセージですが、食品業界は変化のスピードを早めているのは何となくですが私も肌感で感じています。本記事ではセミナーを通じて学んだ「EC×食」の可能性についてご紹介します?

 

そもそもDXとは?ITとは違うの?

DX(デジタル・トランスフォーメーション)をご存知でしょうか?日本では2018年に経済産業省がガイドラインを策定したことで広く知られるようになりましたが「企業がテクノロジーを活用し、顧客・社会に対する価値提供の方法を変革させること」を意味する言葉です。セミナーに参加するまで私はITのことだと思っていましたが、DXはニアイコールの存在でした。

DX=ビジネスモデルそのものを変える
IT=ビジネスを効率化するもの

「ビジネスモデルそのものを変える」ということですが、コロナによってDXは加速を増しているということがセミナーの大前提となります。そして言わずもがなこのDXによってコロナによって低迷した飲食業界においても着実に売上を伸ばす勝組が存在するということでもあるのです。

DXの走りとも言えるモバイルオーダーシステムの導入で売上を伸ばしたマクドナルドや、くら寿司は正にそれであり、先に配信した記事で詳しく解説していますのでこちらからご覧ください。

大手外食企業だからは言い訳!コロナ禍の勝ち組に学ぶ3つの共通店

 

今、適応すべき“時流”とは?

セミナーの本題に戻りますが、新型コロナウイルス感染症がもたらしたもの…「それは、時流の“加速”であり“変化”ではない!」と言うこと。

つまり、もともとあった時流が加速しただけのこと。 時流が変化したのであれば大変なことですが、 ただ加速しただけなので、その時流にスピーディーに適応すればよいということなのです。時流を把握し、時流に適応することさえできれば、“業績アップ”は難しいことではないと中山氏は語気を強めておられました。

 

ビジネスモデルの変革に必須なEC

ビジネスモデルの変革が食品業界には求められています。時流に適応し、低リスクで、ビジネスモデルの変革を達成する方法が“EC”です。BtoCのECでもよいですし、BtoBのECでもよいのです。 それは、自社の状況によって選択すれば問題ないといいます。

ECの活用が避けて通れない2021年。 ECでビジネスモデルを変革し、大きな飛躍を遂げる2021年。自社らしいECを確立できるかが鍵となります。

 

EC = 電子商取引

電子商取引(でんししょうとりひき)あるいはeコマース (イーコマース、英: e-commerceあるいはelectronic commerce 、略称:EC)とは、コンピュータネットワーク上で の電子的な情報通信によって商品やサービスを売買したり分配 したりすること。「イートレード」とも言い、消費者側からは 「ネットショッピング」とも呼ばれている。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

 

適応すべき5つの時流

食品業界はDXするためにECに着手することが必要であることが分かりました。サービスを軌道に乗せるには時代を読む必要があります。それが時流に適応するということですが、適応すべき5つの時流が解説されました。

  1. 人口減少・高齢化
  2. 雇用の流動化
  3. 所得の二極化
  4. ニーズの細分化
  5. 消費方法の変化

ご覧になられた方の中にも思いあたる時流があったのではないでしょうか?この5つに対して具体的な施策もそれぞれ解説されていましたがこちらは割愛とさせて頂きます。

ただひとつ確信を持って言えるのは時流に適応し、低リスクで、ビジネスモデルの変革を達成するためには“EC”が最適だということです。“低投資”で、 デジタル技術による“業務の平準化”、“テレワーク対応”が可能なもの、 専門店の強みを活かせる“大商圏型”の、 “成長市場”のビジネスに参入し、 “高生産性”を実現する方向性が極めて重要だと中山氏からの解説がありました。

 

セミナーを受講しての所感

この後に、マーケティングに必要なEC市場の数字から、ECで結果を出している店舗実例が第1部では解説されました。また第2部、第3部は切り口の異なる講師の方から大変中身の濃い内容で進められました。本記事では具体的な施策までは公開できませんでしたがトレンドマーケットが確実に変化しているということは声を大にして言えることです。それは2018年頃から緩やかに変化していたものがコロナによって変化のスピードが早まっているということです。コロナ対策に目が行きがちですが飲食業界にも起こっているDXに目を向けEC事業にシフトすることをおすすめします。もっと詳しい内容を知りたい!という方は下記のHPよりお問い合わせされてみてください。最後までお読み頂きありがとうございました。

食の多様性を再生する。リライズコンサルティング