浦西
湿気が多く気温も高くなる6月は、食中毒が多発する時期と言われています。
「食中毒予防の3原則」はご存知ですか? 特にテイクアウト・デリバリーをされている店舗様は衛生管理を徹底し、食中毒にご注意ください。
さて本日は、ピザ好きご夫婦が営む「揚げピザ専門店」のテイクアウトツールの制作事例をご紹介させていただきます。
揚げピザ専門店 PIZZA FORTUNA(ピッツァ フォルトゥーナ)
大阪メトロ・都島駅から徒歩3分の場所にあるお店。名物の「揚げピザ」をはじめ身体に優しいピザ作りにこだわり、サラダやパスタ、ワインに合う前菜からデザートまで楽しめます。
「揚げピザ(=パンツェロッティ)」とは?
ピザ生地で具材を包み込み、良質の米油で揚げたピザのことです。「イタリアのソウルフード」とも呼ばれ、外はカリッと中はもっちりとした食感が特徴!
フォルトゥーナさんでは、油分をカットするフライヤーを使用されているので、揚げてるけれどとってもヘルシー!テレビやメディアにも多数取り上げられた話題のお店です。
店内はカウンター席とテーブル席、2階には【1組様限定の貸し切り個室】があり、宴会や女子会などシーンに合わせて利用できます。
ランチ、ディナーはもちろん、テイクアウトや冷凍通信販売により全国へのお届けも可能です。
MDLに依頼していただいた理由
2018年にオープンし、コロナ禍ではテイクアウトの注文が増えていましたが、落ち着きはじめてからテイクアウトの売上が伸び悩んでいたところ、MDLへご相談いただきました。
課題
▲ テイクアウトの訴求を強め売上を伸ばしたい。
▲ ”揚げピザ専門店”と打ち出したことでニッチな印象になってしまったのか?集客の伸び悩みを改善したい。
↓
現状のツールで伝わりきれていない要素をお伝えし、できるだけコストを抑えながら課題を解決すべくご提案させていただきました。
↓ 完成した店頭ツールはこちら ↓
① 店頭訴求を強める「タペストリー」を新設
TAKE OUTタペストリー
●制作のポイント
- テイクアウトを行なっている事を一目で伝える。
- 名物揚げピザをメインに定番のピザもテイクアウトを行なっている事を伝え、間口を広げる。
- TAKE OUTパネルも設置し、注文口として認識させる。
こちらのテイクアウトタペストリーはなんと、リバーシブルになっています。時間帯に合わせて入れ替え可能です。
裏面がこちら、「ディナーメニュー」
両面リバーシブルのため、裏面が透けないように仕様は遮光ターポリン。
ディナータペストリー
●制作のポイント
- 業態特徴を「カラダ喜ぶ、イタリアンキッチン」というキャッチコピーで伝える(野菜・食材へのこだわり・NOT出来合い商品・イタリアンレストランよりも気軽に利用してもらえる雰囲気の表現)
- 商品のバリエーションをビジュアルで伝え、ニッチな揚げピザだけでなく間口を広げる
- 0.3秒ルール:一見で「美味しそう」が伝わるシズルカットを大きく配置(ここ数年変わっていない人気の食のキーワード「肉・チーズ」商品も配置)
② 看板を改定
〈BEFORE〉元々設置されていたポスターは情報が小さく細かいので、店舗特徴・情報が認識されていない。
↓
〈AFTER〉ストレスなく選択できるよう、認識しやすい[7種±2の9種]に絞り、整頓した構成で伝える。
ポイント:近視(1m先からの店舗の見え方を見直す)
●何がいくらで食べれるか認識できる
●商品のボリュームが写真などで紹介できる
●周囲の店舗と差別化されている
③ ポスティング用チラシ
看板と同じく、選びやすい内容・カテゴリ分けされたポスティング用チラシも制作。
裏面はリニューアルされた店頭&ディナーメニュー告知、ご予約特典のクーポンもついています。
④ テイクアウト用耐油紙
要点を集約したオリジナル包装紙も立派なアピールツールになります!お客様からのご質問の多かった【温め直し方】を記載しました。
お客様の声
「昼と夜とでタペストリーを変えることで、お客さんにもイメージしてもらいやすくなりました!
通行される方にもアピールでき、集客にも繋がっています!」
嬉しいお声をありがとうございます。
テイクアウトツール「4種の神器」が揃ったところで、
実食!
名物の揚げピザはもちろんいただきました。サックリもっちりで想像以上に軽い食感!食べ終わった瞬間にもう1つおかわりしたくなるくらい美味しかったです!気まぐれサラダ、前菜盛り合わせ、冷製パスタなどなど見た目から美味しい料理にも大満足!
■事例協力店舗様
店名:揚げピザ専門店 ピッツァフォルトゥーナ
住所:大阪市都島区都島本通2-9-14
Instagram:pizza_fortuna
お近くに寄られた際はぜひお立ち寄りください。
すぐに行けないという方はオンラインショップにてお取り寄せ可能です!ぜひ味わっってみてください。
まとめ
人は、タペストリーや看板を通してお店の業態や雰囲気やサービス内容を認知し、入店するかどうかを判断します。
看板を目にする時間はたった0.3秒。
貴店の店頭ツールは、通行人にアピールできていますか?
看板の場合、3m先からの店舗の見え方(中視)を見直す場合のポイントはこちら。
●何がウリのお店かを認識できていること
●伝える情報は極力少なくしていること
●周囲の店舗と差別化されていること
メニューデザイン研究所では飲食店様がふんわり描いている想いをしっかり紐解き、具体的なデザインに反映させていただきます。
自前で店頭改善を頑張ってきたけどもう限界・・・という方もお気軽にご相談ください。選ばれるお店作りをめざしましょう。