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茶屋町Marry

オペレーションの負担を減らせるかは、「メニューが如何にして語れるか?」

会社名/店舗名:茶屋町Marry 役職:店主 名前:三宅 真理 会社/店舗プロフィール: 京都・烏丸の京懐石「馳走いなせや」の新業態が「茶屋町あるこ」にオープン。立ち飲みスタイルの日本酒バルでは常時100種類以上の銘酒が呑めるとして早くも人気を集めている。 URL:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27110280/   Q1.弊社の営業プランナーは如何でしたでしょうか? 新業態のオープン前ということもあり、メニューが最後の最後まで決まらなくてもつれたりもしたのですが、営業担当の長田さんはとても忍耐強く最後まで付き合って頂きました!これは飲食店にとってはよくあることだと思うのですが、理想とするメニューをあれもこれもとラインナップしてしまうと、オペレーションが回らないなんてことがよくあります。そんな理想と現実の間でメニューがコロコロと変わってしまうのですが、メニューデザインでの見せ方を工夫することで、オペレーションの負担を軽減することができたりと、デザイン力でカバーして頂くことができました。     Q2. メニューの重要性とはなんでしょうか? 立ち飲みの醍醐味は、いかにクイックにお客様の注文に応えられるかだと思っています。そのためメニューは伝えるものとして複雑になることだけは避けました。またオープンしてみて感じたことですが、伝えたいことや、話したいことは山ほどあるのに、実際の営業ではそれが中々できないもどかしさがあります。スタッフが伝えられない情報や想いを、いかにメニューで伝えられるかが重要だと改めて感じました。オペレーションの負担を減らせるかは、「メニューが如何にして語れるか?」それに尽きると思います。       Q3.今後どんなお店にしていきたいと思いますか? もっと突出したお店にしていきたいと考えています。Marryにきたらこれを食べたい!あれを飲みたい!というくらい、明確な目的を持ったお客様が増えてくれたらと思っています。そのために料理はもちろんですが、ウリである日本酒をもっとたくさんの方に親しんでもらえるようなイベント等も考えています。そのためにもっとお店の特長を分かりやすくキャッチーにする必要があると思いますが、それを内部だけで考えるのではなく、外からのトレンド情報等をどんどん吹き込んで欲しいと思っています。     Q4.今後、メニューデザイン研究所に求められることはありますか? これは今までにそのような会社がなかったからなのですが、メニュー作成はスポットの関係であって作ったらそれでおしまいというのが普通だと思っていました。なので、納品後も接点を持ち導入状況を聞いて頂けたりするのがとても驚きです。メニュー導入前はいけると踏んだメニュー構成も、オープンさせてみてオペレーションに不具合があるといったことが起こっています。このような課題を汲んでもらい、またメニューに落とし込んで頂けることで、お店の精度が増し、“突出したお店” に近づけるのだと思います。これからの取り組みも大変楽しみにしています。      
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