今、必要なのは一体感かもしれない。ユニフォームと着る人を想う会社の78(ナッパー)

MEDIYライターの山崎です。

当たり前のことが当たり前じゃなくなり、人と人とのコミュニケーションの形が新しいものへと書き換えられました。生活様式に、働き方と、リアルの一部はWEBに組み込まれ、離れた距離は保たれているかのように思えます。しかしどこか消化不良のコミュニケーション…

今回ご紹介するのはユニフォーム販売代理店のナッパーです。変わり続ける時代に、変わらぬ「想い」を提供されている会社です。コミュニケーションの鍵をも握るユニフォームを紐解きます。

 

人と社会を「繋ぐ」ユニフォームを考える会社。株式会社ナッパー

60年に渡って培われた経験と知識をもとに、未来を見据え、プロフェッショナルとして、本当に必要とされるユニフォームをご提供する、人と社会を「繋ぐ」ユニフォームを真剣に考える会社、それが株式会社ナッパーです。

 

取材を行った株式会社ナッパーの谷川さん(左)と吉田さん(右)

 

担当者に聞く最近のユニフォーム事情とは?

谷川さん:今、ユニフォーム業界には新たなスタンダードが誕生しています。その代表例にファン機能付きのベストがシェアを伸ばしています。

 

谷川さん:機能性とスタイリッシュさが認められ通勤でもオフィスウエアとしても使えると人気の商品です。しかし10年ほど前から開発されていながら日本では日の目を見ずにいました。しかし、ここ数年で注文は激増。その理由としては夏場の熱中症対策が大きいのですが、福利厚生の一部として導入する企業が増えたことが背景にあります。

 

実際に体温は下がる?

吉田さん:冷風が噴き出るわけではなく、空気を循環させて熱がこもるのを避けることで体温を一定に保つのが正しい機能となります。クチコミでじわじわと広がり、工事現場以外にもサービス業、スーパー、オフィス等で幅広く利用されています。

 

うわ、うわっ!思ってた以上!!

やばいやばいやばい!全然違う!

 

谷川さん:着用するだけがユニフォームの常識だった訳ですが、毎年進化していますし、ここ10年の躍進が目覚ましくもあります。ファン機能付きベストが正にその代表ですが、現場で培われた機能性がフォーカスされることでマーケットは拡大しています。競合他社の躍進もユニフォームの認知度を拡大させていることから市場は活性化し相乗効果が生まれています。

 

ナッパーが取り扱うユニフォームとは?

谷川さん:私達が取り扱うユニフォームとは作業服(ワークウエア)、事務服(オフィスウェア)、医療・介護(メディカル・ナーシングウェア)に分類されますが、飲食店様でスタッフさんが着用される制服はサービスウエアとしてご提供する大切なお客様であります。規模、業態問わずチェーン店から個人店様まで、大阪、東京、名古屋を起点に全国の飲食店様への対応を行っています。

 

組み合わせ自由自在なカタログ商品を販売

谷川さん:創業より60年間に渡り、ユニフォームを通じて様々な職の現場で働く方達を支えてきた実績があります。

 

谷川さん:あらゆるジャンルに精通し、数多くのメーカーの特徴を熟知したスペシャリストだからこそ、お客様の仕事を理解し、着用スタッフの方々に深く思いを寄せ、ご要望に沿って、特徴・デザイン・価格にこだわり、スピード感をもって最適なユニフォームをお届することができるのです。

60年で培った豊富な商品量と提案力によって「組み合わせは自由自在!」ご満足いただけるユニフォームをプロフェッショナルとしてご提案しています。

 

新たなユニフォームのサービス

吉田さん:ここ2、3年で導入シェアを伸ばしているのがユニフォームレンタル・クリーニングサービスです。

 

吉田さん:ユニフォームの支給・保管・補修・新品との交換、転勤転属への対応等ユニフォーム管理業務すべてを受託し、総務部・人事部の方の手間を省き、常に清潔なユニフォームをスタッフの方々にご提供いたします。

 

こんな飲食店様におすすめのサービスです

・セキュリティ問題
スタッフの管理が行き届かずに起こる紛失や流出等のセキュリティ問題に悩まれている飲食店様

・衛生面の問題
スタッフによっては激しく汚れていたりと衛生面でのムラに悩まれている飲食店様

・新型コロナ感染症対策
目には見えないウィルスによるリスクに悩まれている飲食店様

 

レンタルメリットが分かる詳細につきましては下記ページよりご覧頂けます。

ユニフォーム レンタル・クリーニング

 

エプロン一枚でも、最低2枚からの提案

谷川さん:同業でもWEBに特化した会社が台頭してきている中で、私達のような販売代理店があることすら知らない方も多くおられのも事実です。コロナ禍においてWEB化が進む様相もありますが、足を使った営業スタイルは決して変えません。サンプルをお持ちした際も、対面だからこそ読み取れるお客様の表情があるからです。

谷川さん:現にユニフォームは一回だけでは決まらないというのが長年の経験から言えるセオリーです。形状や生地はWEB上で簡単に調べられ、購入しやすいというメリットはありますが、使って行く中でどうもしっくりこない。と言ったことは珍しい話ではありません。

吉田さん:足を運んで行くうちに可愛がってもらえるような存在を目指しています。良い意味で昭和の心があります。あくまで現場における一人の人間としてのリアルを追求するのがナッパーらしさと言えるのかもしれません。

谷川さん:ネット環境さえ整っていれば事足りてしまうサービスでは私達がいる意味はないと思います。これからもネットビジネスは進化してくでしょうし、私たちもその波に乗る必要性を感じています。しかしネット技術ではリーチできない、営業力こそが私達の強みだと考えます。

吉田さん:エプロン1枚のご依頼でも背中の結び目がクロスなのか?H型なのか?油が飛ぶようなシチュエーションではどうか?飲食店の職場環境を想定した上でサンプルをお持ちすることが私達の提案です。

 

 

ナッパー担当者が提案するユニフォーム効果

  • 作業・安全・耐久・セキュリティー ⇨ 実用性・汎用性
  • 着用してる事による帰属意識の高まり ⇨ 生産性の高揚・連携プレーの実現
  • プライベートと仕事との精神的な区分け ⇨ モチベーション・サービスの向上
  • デザイン・コーポレートアイデンティティの具現化 ⇨ 他社との差別化

谷川さん吉田さん:ナッパー自体はメーカーではありませんが、様々なメーカーを取り扱ってきたことでトータルコーディネートをご提案できます。お店の周年やリニューアルと言った節目を迎える際には是非お声がけください。

 

ライター山崎が推すユニフォームの取り入れ方

  • SNS配信での一体感(ユーチューブ撮影等)
  • 店舗ブランディング
  • アパレル品質だから通勤着にもおすすめ!

ユニフォームまでとは行かないまでもTシャツやパーカー等にワンポイントの刺繍を入れることでもぐっとオリジナル感は湧くそうです。会社や店舗のロゴを入れてSNSの配信をスタッフで行うことで一体感が得られるのではと感じました。こちらはイベントウエアとしてのご提案もされています。

 

 

取材を終えて

WEB化が進む中、リアルなコミュニケーションが希薄になりつつありますがユニフォームで得られる一体感は自社でも取り入れたい価値だと率直に感じました。またナッパーさんの営業スタイルもWEBに依存することなく、対面での提案を大事にされていましたがユニフォームのトータルパートナーとしてはこれ以上の信頼関係の構築はないでしょう。変わるものがあるからこそ、変わらないものが価値を見出す。その重要性を知るナッパーさんだからこそ、提案ひとつにも想いは宿るのだと感じました。ユニフォームをご検討されている店舗様は是非ご検討されてみてください。

 

 

■取材協力企業
株式会社ナッパー

【大阪本社】
〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町2-5-7 メットライフ本町スクエア5F
TEL:06-6265-2160
FAX:06-6265-2161

【東京】
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-4 龍名館本店ビル4F
TEL:03-5829-9978
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【名古屋】
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