【事例紹介_大衆居酒屋】「手作り感」のある店舗づくりに大活躍の木札メニュー

浦西

こんにちは!メニューデザイン研究所の浦西です。5月8日より新型コロナウイルス感染症の分類が「5類」へと移行しましたね。

飲食店でも、スタッフがマスクを付けるか付けないかの決断は難しいところではありますが… お店としての方針を決め、お客様にもしっかりと伝えることも必要ですね。

さて本日は、先月オープンした酒場の木札メニュー制作・施工事例をご紹介いたします。

木札に囲まれた手作り感溢れる温かい店頭店内をご覧ください。

「酒場 てっぽう」さん

4/28、大阪の天王寺ミオ内にオープンした、年中ふぐ料理を楽しめる居酒屋さん。
大阪市内に10店舗展開中の人気居酒屋『わすれな草グループ』の新店舗です。
ふぐはもちろん、新鮮で美味しいジビエ料理、季節の魚を中心に、刺身、寿司、天ぷら、おでん、焼鳥も楽しめ、なんと朝から呑めるお店!

店内の中心は広いカウンター席、4名掛けのテーブル席もあり、グループでも楽しめる酒場です。

MDLに依頼していただいた理由

最初は、系列店の”酒処わすれな草”様の木札メニュー制作あたりMDLに辿りついていただきました。

酒処わすれな草様、酒場やまと様、酒処さつき様、酒処つかさ様に続き、新規オープンのてっぽう様のご依頼をいただきました。

今回は、これまでで最も多い500枚超えの木札メニュー制作、店頭店内への施工となりました。

ご依頼の内容

店舗の雰囲気作りに「手作り感」を入れたいというのが社長の想いの根本だそうです。

今までは木札に商品名と価格を入れていたのですが、価格を入れない木札に変更。

価格変動がある度に大がかりな施工になるのはなかなか大変ということもありますが、わすれな草グループに来てくださる方は元々価格というより食べたいもの飲みたいものベースで選ばれるので、商品名の入った木札メニューを採用しました。

デザインのポイント

お店のイメージに合うウォルナットカラーの木札に白い文字。書体に関しては、視認性を高めるため、読みやすく、かつ酒場の雰囲気に合うよう少し勢いよく書かせていただきました。

木札メニューは、雰囲気作りはもちろんのこと、飲みながら店内を見渡した時に「あれなんだろう」「あれ食べてみよう、飲んでみよう」と顧客を楽しませるツールとして評価していただいています。

木札メニューをご紹介!

木札メニューといえば、店内に掛かっているイメージがあると思いますが、てっぽうさんは外観から木札を採用。

そして、わすれな草グループといえば!の手作り看板。こちらは社長自ら制作されてるんだそう。この手彫り看板をみると「あ、あのお店の系列店」ということが一目瞭然。インパクトのある施作ですね。

この壁一面がギャラリーのようです。

木札メニューを見ながら角を曲がると、一面暖簾の入口が!こちらの暖簾の色も素材も系列店でお揃いのツールで一体感を感じます。

そしてまたぐるっと回ると木札メニュがずらり。

隙間から中が見えるの分かりますか?こちらは、店内と店外を木札で繋いでいるんです。

1周して正面入り口へ!

四方を木札メニューに囲まれたお店は圧巻です!!

店内の木札メニュー

カウンターをみると目線の先にドリンクメニュー。ご覧の通り、国産ハイボールの種類がとっても豊富!端から順番に飲みたくなりますね。

テーブル席の上にも抜かりなく。

目線の先の至る所にメニューがあると、普段自分が注文しないカテゴリのお酒も気になります。

店頭店内の木札メニューを紹介させていただいたところで、納品後の感想もいただきました。

お客様の声

社長や店長から「やはりすごく良い出来。これは素人ではできない」

「店内だけでなく店頭にも木札メニューを掲示することで ”どんなものが楽しめる酒場なのか” ”どんな雰囲気のお店なのか” が一発で伝わる!」と嬉しいお言葉をいただきました。ありがとうございます‼︎

テーブル席から木札メニューを眺めながら、

実食!

鉄刺(てっさ)、お造り、どじょう天ぷら、おでん(鹿すじ肉/猪すじ肉)、麻婆豆腐(鹿猪ミンチ)、海鮮アヒージョなどなど、名物料理からいただきました。普段あまり馴染みのないジビエ料理もここまで身近に感じたのは初めてです。臭みもなくとても美味しかったです。

そして今回一番印象的だったのがこちら、

てっさ!

身の厚さ・食感、味ともに最高でした‼︎ 1人で全部食べたかったくらい… 。また次回のお楽しみにとっておきます。

フレッシュなスタッフさんもとても親切で、コンセプト通り「クオリティとコスパを両立させる」最強のお店でした!
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

■事例協力店舗様
店名:酒場 てっぽう
住所:大阪市天王寺区悲田院町10-48 天王寺ミオ プラザ館 4F
Instagram:sakabateppou

まとめ

500枚以上設置された圧巻の木札メニュ、いかがでしたでしょうか。

わすれな草グループといえば、全店舗社長手作りの木彫り看板が印象的です。グラフィックでは出せない温もりを手書きで表現し、看板と木札がうまく融合されています。系列店舗との統一感を出せたり、これもお店のブランドがしっかり構築出来ているからこそ表現できる技です。

お店の想いはしっかりお客さまに伝わっていますか?

メニューデザイン研究所では飲食店様がふんわり描いている想いをしっかり紐解き、具体的なデザインに反映させていただきます。

店頭から店内装飾まで「こんなイメージのお店にしたいけれど、しっくりくるアイデアがない」という方もお気軽にご相談ください。