お客様の声

メニューデザインはお店の意思だから、大切に届けたい。

会社名/店舗名:株式会社RETOWN
役職:代表取締役
名前:松本 篤
会社/店舗プロフィール:
関西を中心に「炭火焼鳥ちんどん」をはじめ、焼肉・洋食・カフェなど15業態・50店舗以上を展開中。

 

Q1.メニューブック、メニューデザインの重要性についてどうお考えですか?

メニューの重要性は昔より高まっていると感じています。洒落た箱を作れば人が集まった昔と今とでは違う。ただ “かっこのよいもの” や、“綺麗なもの” だけでは集客できない時代になっている。お客さんは、お店の温かみであったり、ポリシーを嗅ぎ取ろうとするし、それを料理以外でも伝える必要があると考えています。それが、メニューやPOPといったツールであり、今後このようなツールはより重要になると考えています。
見せ方の部分だけではなく、接客のサポートまでメニューが担うようになっていると感じています。完全に充足した状態でオペレーションや接客は不可である今は、POPが人と同じくらいの接客をしてくれている。とても重要なツールであると感じています。

 

Q2.メニューデザインの可能性をどうお考えですか?

店舗拡大していく上ではどうしても人に依存した経営を余儀なくされます。それだとどうしてもお店の良さみたいなものが薄まってしまいます。その点メニューにはそれがありません。人の教育はもちろん重要ですが、人だけに依存せず、働く人のためのサポートツールとして、メニューやPOPはより重要になるとも感じています。

お客様の声

 

Q3.メニューデザイン研究所を使ってみてどうだったか?

グランドメニューや、手書きPOP、レギュラーの印刷メニュー等、それぞれが持つ役割を知ることで使い分けができるようになりました。
目的に応じて、お互いがメニューによっての情報整理ができるようになったため、狙いを定めた販促ができています。
今まではなんとなく、メニューにしていたり、賑やかしのためにメニューをつくっていましたが、それぞれが根拠・意図をもったメニューにすることで売上げに直結するツールを作ることができています。

お客様の声

 

Q4.メニューデザイン研究所を使ってみてどうだったか?

デザインの面において、いかに “プロ臭を消す” か、だと思います。わざわざ手書きのPOPで手作り感を出しているのに、どうしてもデザイナーとして、デザインにこだわってしまう傾向にあるのがもったいないかと。お客さんは何を求めるのか?綺麗さより、素人感(お店の人が書いたようなメニュー)だと思うので、メニューを目にしたお客さんの立場になって、私たちと一緒に考えメニューを作れればもっと良いものができると思っています。
お客様の声

 

Q5.メニューデザイン研究所に対して今後求めることは?

店舗責任者とメニューデザイン研究所さんとの間で決まったことを、現場に落とし込むのが難しいと感じています。せっかく作ったメニューも、時間がたつごとに運用ができておらず、機能していないことが多く経験してきましたから。
現場だけに任せるのではなく、現場とメニューデザイン研究所との間に入って、品質管理のできるディレクターが必要だと最近考えるようにもなっています。このようなディレクターを育てるのは私たちの仕事ではありますが、メニューデザイン研究所さんと共に仕事をすることで、吸収できる環境を作り上げてもらいたいとも思っています。
またせっかく商品開発したメニューも、メニュー名を聞いてがっかりするということも社内でよくあります。ネーミングもこだわりを表現する上での武器と考えることから、こういったところの提案も求めたいです。

 

Q6.MDLメンバーへのメッセージ

明確な正解がないなかで、形にしていく仕事なわけだからクリエイティブな仕事と言わざるを得ない。お客さん自身も、形にしたいことが整理できているわけじゃないから、それを整理して、メニューという形にできる仕事はやっぱり無茶苦茶クリエイティブな仕事なのだと思う。これはAIがとって変われる仕事ではないし、極めれば確固たるスキルを身につけることができるのだと思う。それが飲食業界の底上げにも必要な力になるのだと思う。
やればやるほどメニューデザインは難しい。飲食業界の人間だけではできない。
極まれにセンスのある経営者が個人の力でやれている例もあるが、規模拡大を考えると限界があるし、サポート役を担う会社が必要になってくる。ただこれをやりきれている会社はまだ無いと思う。
店のコンセプトやテイストに合わせたアウトプットを提案できる集団になれれば、間違いなく飲食業界に必要な会社になると思います。

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