メニュー座談会にてメニューデザインの重要性についてお聞きしました
・有限会社MASUICHI 営業部長 飯村 智久 様
・株式会社ライト 代表取締役 岩本 俊一 様
・CHABANA Group 専務 蓑原 裕一 様
・有限会社龍ノ巣 番頭 上野 英一 様
・株式会社ロマンライフ様 侘家事業部 山本 浩巳 様
・酒場エビス 料理長 定國 陽一 様
・株式会社 治元 専務取締役 高野 夏彦 様
・株式会社こうむら 本部 FC事業部 山田 剛司 様
・株式会社 魁力屋 取締役 開発本部長 水野 雅仁 様
Q.「メニューの重要性について」皆さんの声をお聞かせください。
当日の司会を務めたメニューデザイン研究所 営業本部事業部長 唐沢
左:蓑原氏 中:飯村氏 右:岩本氏
有限会社MASUICHI
営業部長 飯村 智久 様
タブレット、テーブルオーダー、デジタル、キャッシュレスと、飲食店にもITの波は確実に押し寄せています。これからのメニューも時代のニーズに沿ったものでなければいけないと思っている。ただ機械化に頼りきったメニューでは客離れを招きかねないとも危惧しています。楽するためのツールに溺れず、お客様に寄り添ったデザインをデジタルに落とし込むことがこの先とても重要だと考えています。
株式会社ライト
代表取締役 岩本 俊一 様
メニューは自分で作成していますが、想いが強すぎるがゆえ一文字一文字に魂がこもりすぎる傾向があって(笑)でもそれって、お客さんから見ると本当に伝わっているのか不安になる時があります。こだわりやかっこよさを求めてデザインすることは悪いことではないと思いますが、あくまでそれを目にするお客様の立場で作る必要があると考えています。そういった第三者にメニューデザイン研究所さんのようなポジションは必要ではないかとも思います。
CHABANA Group
専務 蓑原 裕一 様
メニューにはスピード感を重要視しています。それもあって、メニュー社内で作成を行っています。プロが作成するデザインが最終どのような表現になって、効果を発揮するのかとても興味はありますが、自分達が今までしていたことにコストが発生すると考えると依頼するには勇気がいる決断です。成果報酬型であれば是非試してみたいとも思います。
左:上野様 右:山本様
有限会社龍ノ巣
番頭 上野 英一 様
メニューは店の顔だと捉えています。そのため見せ方によって表情は変わります。それを踏まえた上で最適な見せ方を試行錯誤してきました。例えば文字だけのメニューや、画像を沢山取り入れたページもの等も試しましたが、最後まで読まれないという課題もでています。常にPDCAを回していくことが重要だと考えます。
株式会社ロマンライフ様
侘家事業部 山本 浩巳 様
メニューデザイン研究所さんに依頼して導入後の数字は大きく変わりました。これは明確です!出数のコントロールもブランディングも出来たと思っています!ただ小さな改定でも価格がかかりすぎて先延ばしになってしまう。。ミニマムの案件が発生した際、そこが改善できればと思う。
酒場エビス
料理長 定國 陽一 様
自社でメニューを作っていますがメニュー名ひとつでも売れたり売れなかったりする。反応が良かったもの良くなったものを全てデータで残している。これは売り上げ全体に関わることなのでとても重要だと思います。目下の課題はメニューでどのように客単価をコントロールするかでいます。
左:山本様 右:定國様
左奥:水野様 中:高野様 右奥:山田様
株式会社 治元
専務取締役 高野 夏彦 様
メニューを変更することで出数に変化が起こることは明らかな事実です。過去の経験上、日本だけにとどまらず、その他の国でも同様でした。写真の撮り方、レイアウトの仕方、トッピングの有効な見せ方など細かな要素は多々ありますが、一番重要なのは、制作サイドの “想い“ があるかどうかです。想いがないメニューは絶対に売れないといっても過言ではありません。また、1回で思った通りの成果が出るわけでもないので、トライ&エラーを繰り返すことだと思っています。
株式会社こうむら
本部 FC事業部 山田 剛司 様
メニューデザイン研究所さんと戦略を備えたメニューにすることで、売りたいものが売れている状況にあります。また現在はグランドメニューと日替わりメニューのセットで行っているが、特に日替わりメニューは、魂を込めて毎日毎日書くことで出数のコントロールが行えていると本気で思います。
株式会社 魁力屋
取締役 開発本部長 水野 雅仁 様
目的を持ったメニュー制作が非常に重要だと思います。売りたいものが明確であればあるほど、メニューデザインに反映され、それを見た消費者の注文につながります。よって、”何を売るべきか” をブラさずにメニューデザインに落とし込むことが重要だと考えています。