メニューデザインスクール 受講生の声(プロコース卒業後訪問編)
■トラオム株式会社
取締役
野村 栄一様
業態開発本部 制作・SP担当(卒業生) 大阪プロコース1期生
夏川 綾様
Q:御社にとってのメニューの重要性をお聞かせください。
野村様:メニューブックは、お店のコンセプト作りの重要なツールだと考えています。創業期は、FC店舗の運営でしたので本部からメニューブックが納品されていました。その時は、メニューブックについてさほど重要視していなかったのですが、自社の業態を立ち上げ、メニューも自前で作るようになりターゲットに対して「お店の良さがメニューブックを通して伝わっているか?」を考えるようになりました。メニューのデザインによって商品の出数やお客様の満足度も変わってきました。その経験を経て「ターゲットにコンセプトが伝わっているのか?」を徹底して考えています。
Q:なぜ、スクールを受講しようと思いましたか?
夏川様:受講前は、独学でデザインを学び、感覚で仕事をしていたこともあり製作物に対してのプレゼンが理論的にできない事に悩んでおり、基礎を学びなおしたいと思っていました。また、今後は外部委託など依頼・指示を出す際に、的確に伝えられるようになっていけるよう必要な事柄を習得していきたいと考えておりました。
デザインスクールを色々と探していましたが、どれも汎用的なデザインスクールしかなく飲食店のメニューに特化したデザインスクールがあると知りすぐに受講を決めました。
Q:メニューデザインスクールを受講の決め手は何ですか?
夏川様:メニューデザイン研究所さんは飲食店のメニュー作りにおいての実績も多数あり、デザインの品質については信頼をおいておりました。そこのノウハウを学べるいい機会と思ったためです。
出典:トラオム株式会社
Q:受講してみて良かった点、悪かった点などあれば教えてください。
夏川様:良かった点は、デザインする時に目的をもってデザインする事の大切さを学べたことです。目的が無く制作したメニューは成果が上がりにくく、一方目的をしっかり持って作成したメニューは成果が上がりやすいことを学びました。
後は、イラストレーター・フォトショップの活用方法、撮影時のポイント、手描き文字のコツなど、すぐに活かせる技術的な部分も多数学びました。現職のデザイナーの方に教えていただけるので、欲しかった情報がすぐにもらえることは、普段会社で仕事をしていては絶対に得られなかったと思います。他社の社内デザイナーの方々との、仕事をしている上でのちょっとした悩みや他愛ない話も、似た立場だから共感でき、いい息抜きにもなりました。
悪かった点は、全12回という事もあり毎回の授業についていくのが大変でした。講座の内容が充実している事もあり、授業中のスピードも速く専門用語が出てくると理解のスピードがついていけないときもありました。
Q:弊社の営業(事務局)についてはいかがでしょうか?
夏川様:気軽に話しやすく質問もしやすい方なので不安なく受講が出来ました。後は、何かあっても気軽に連絡が取れるのも良かったです。
Q:一番印象に残っているエピソードをお教えください。(あればで結構です。)
夏川様:普段から店舗には顔を出して現場の悩みなどをヒアリングしてデザインをしているのですが、スクールを受講し改めて店舗へ赴いての「情報収集」の大切をを学びました。現場(店舗)からのインプットを日常化出来るようになった事です。
Q:卒業後の反響などあれば教えてください。(実務に活かせている又は課題解決に繋がっているか?)
夏川様:目的をもってデザインする事の大切さとスピードUPが出来ました。技術的には、撮影時間の短縮や、画像加工/修正技術の習得などで仕事がよりスムーズになりました。一緒に業務にあたっている担当者にも受講内容の伝達を行うことで、撮影時の盛り付けを変更してもらうなど、よりスムーズに行っていると感じています。
店舗からの意見をメニューデザインに反映していけるように準備期間を取れるよう、スケジュールの作成・提出を実施するようになりました。そうすることでデザインの品質があがる事も店舗に理解してもらい制作案件に関してはどの程度、期間が必要か?を聞いてもらえるようになってきています。
Q:今後、弊社に求める事は御座いますか?
野村様:メニューデザインの専門家としての知識であったりノウハウの提供をし続けてほしいです。当社に対しても良い悪いをはっきりと仰っていただきたいと思います。後は、店長やマネージャーにもメニューブックの大切さを学んでほしいので
是非そのようなメニューブック勉強会を行って全社巻き込んで頂きたいと思います。