メニューに対する自信はスタッフの笑顔に現れています。
会社名/店舗名:株式会社心斎橋ミツヤ 第一営業部 MITSUKE 阪急グランドビル店
店長:中川 敬介 様
企業情報:関西発の「アンミツ」のミツヤ、「軽食喫茶」という業態の開発、関西発のセルフ式のカフェ業態の展開等、業界のパイオニアとして歩み続ける。
http://www.mitsuya.co.jp/index.html
メニューデザインを改定する上での課題とは?
自分達の店の売りが伝わっているのか?という疑問がありました。ホールに立ってお客様の表情や動きを伺っていると、まだ伝えきれていないと感じたからです。グループの別店舗で実績があったこともあり、メニューデザイン研究所さんに相談をした所、お店が抱えている課題が2つに絞り込まれました。
・客単価の伸び悩み
・リピート率の低下
お店の価値を伝え切れていないことで、チャンスロスが生じていることが分かったのです。
課題を解決するための提案がMDL(メニューデザイン研究所)にはありました
課題が見えたことで、具体的な改善案が次々に生まれました。
例えば、
・メニューの見せ方
・テーブル仕上げする事でその場を楽しむ(CS向上目的)
・ボディーコピーを変え、お店の特徴、楽しみ方を伝える
・ドリンクの出数コントロールによる原価コントロール
このような施策は自分達にはない発想であり、とても新鮮なでした。
メニューデザイン改定後の成果
見えた課題から、導いた目標ですがいずれもプラスに転じました。
・客単価108%
・客数105%
目立ったアップ率ではないが、推移としては順調なすべりだしだと評価できる結果を得ることができています。
思いがけない成果も
今回行った施策のひとつに 「テーブルで仕上げるメニューの導入」を、MDLさんから提案頂きました。目的としては、動画を撮影してもらって拡散して頂くためではあった。
施策を行う上で必要なオペレーションの指導をスタッフに教えていましたがなかなかすぐにはうまく出来ずに苦戦する場面もありました。しかし、お客様の反応が非常によく、メニューの写真を見た時点で、「これってどんなの?」と聞かれることが増えました。
メニューに対する自信を持ち始めたのか、「どんな風に説明をするか?」をスタッフ同士で話し合い場面も増えました。接客を楽しむスタッフが増えていることから良い流れが生まれています。お客様が帰り際に「ここのスタッフは楽しそうに働いているね。」とお声を頂きました。正確に数値化できているわけではないが、このような反響がリピート率の向上に繋がるのではないでしょうか。
今後、MDLに求めることとは?
今回担当して頂いたプランナーさんを始めデザイナーの方々にはメニューのネーミング、メニュー案までサポートして頂きました。今後はスポットの提案だけではなく、オフィシャルのサービスとして定着して頂くことを求めます。
時間がないリニューアル案件でも安心してデザインしてもらいました
会社名/店舗名:株式会社 心斎橋 ミツヤ
役職:専務取締役
名前:小儀 俊彦
企業情報:関西発の「アンミツ」のミツヤ、「軽食喫茶」という業態の開発、関西発のセルフ式のカフェ業態の展開等、業界のパイオニアとして歩み続ける。
http://www.mitsuya.co.jp/index.html
Q1.なぜメニューを変えようと思われたのですか?
良くも悪くも器用な会社で、昔から自分達でメニューを作成していました。しかし、内容は満足できるものではなく、いつか変えたいという気持ちは常々持っていました。いろんなデザイン会社とも接点を持つ中で、自分達の店の売りがメニューブックで表現できているのかも疑問を抱くようになり、メニューの重要性を気づいたのがひとつ転機としてありました。
Q2.メニューデザイン研究所に発注した理由、決め手はなんですか?
料理長の口コミで良い会社があるということは前から知らされていました。また料飲メーカーの展示会で偶然出会ったこともタイミング的にばっちりだったことも理由です。決めては、営業担当の唐沢さんのゴリ押しでしたが(笑)
Q3.ご発注から納品までどのくらいかかりましたか?
とにかく時間がないリニューアル案件でしたため、発注から3週間というスピードで0から10までを作成して頂けました。
Q4.作成期間中に良かった点を教えてください。
期日納品をしっかり守って頂けたことは案件が進行している最中でも感じられ安心できました。いつもは自分からタイムスケジュールを気にし、各業者につっこみを入れていましたが、そのような気苦労は一切ありませんでした。
Q5.弊社の営業プランナーは如何でしたでしょうか?
最初のゴリ押しから、最後の納品まで頼もしく、初めての案件にも関わらず案件の一切を安心してお任せすることができました。強いていうなら、お値段でしょうか。最初はこんなにするの?と驚きましたが納品後の反響を見れば納得ができるのも確かです。
Q6.一番印象に残っているエピソードを教えてください。
メニューブック以外にも、店名からファサードデザインに至るすべてをお願いしましたが、予想をはるかに超える提案にとても感動しました。過去の経験から言うと、デザイナーは何でもかっこよくしたがると感じていましたが、色々な情報を統合してお店にとってのベストな表現を突いてくれたことは今までにない体験でした。
Q7. 納品後のメニューの反響を教えてください。(課題解決ができているか?)
素晴らしいです。当初予想していた出数は今のところ予想通りに結果がでています。売りたい商品が実際に売れることで、リピートしてもらえる可能性が高まるため、狙い通りの施策がメニューでできています。アルコールも予想以上に売れていることも当初の狙いであったため、良いメニューができているなという実感があります。悩みながらではありましたがメニューデザイン研究所の皆様と着実な一歩を踏み出すことができました。
メニューブックはお客さんとお店を繋ぐ、無くてはならないカタログです。【西友フーズ様】
株式会社 西友フーズ
代表取締役
西原 直良 様
新鮮な韓国食材やキムチ・惣菜などを製造・販売。また、大阪・鶴橋に本格韓国カフェ「ガーデンカフェ パラダイス」を運営。
御社にとってメニューブックの重要性とは?
お店とお客さんを繋ぐ、無くてはならないカタログだと思います。
専門店ならまだしも、私達の様なカフェ業態は商品の種類が多いため、商品情報とは別に商品の魅力を如何に伝えるかが重要だと考えます。
事前期待値を上げることで初めてのお客さんでも頼みたいと思わせる事ができるのはメニューブックが持てる力だと思います。
メニューブックに求めるものとは?
重要性の部分と重複するかもしれませんが、お客さんとの繋ぎ役として店頭でも力を発揮するのがメニューブックだと思います。 メニューブックのデザインを元に派生させたポスターを店頭に設置した所、今まで素通りしていた人の流れに変化が現れました。 ポスターを見て入店されるお客さんの新しい流れが生まれたのです。
興味があってもそれに応えるツールが今までは無かったため、興味を来店動機にまで繋げることができずにいました。
メニューブックはお客さんとお店を繋げる導線作りにも一役買っていることが分かりました。
社内制作とウイングッドを使い分けるポイントは?
社内制作は今でも行っています。使い分ける意図としましては、新業態や新商品のリリース等、人と費用を費やす場合にはウィングッドさんに発注をしています。
豊富な実績や事例を前もって確認できることはシミュレーションを行うのには好材料となります。また、それを踏まえた上での提案は非常に説得力があります。
メニューブックを作成して良かった点は?
売上げに繋がったことが良かった点だと言えます。
またこれは課題でもありますが、こちらが売りたい商品が必ずしもお客さんが食べたいものでは無いということが今回初めて分かりました。
意図してメニューを作ったからこそ分かった結果のため、前向きに捉え次回の秋メニューにはお客さんのニーズを盛り込みたいと考えています。
ウイングッドに今後求めるもの?
私達が行っている、開発会議や商品会議にウィングッドさんにも参加してもらいたいと考えています。
構想段階から共有できればより企画の意図をお互いが理解でき、進行も早いと考えるからです。次回の秋メニューの改定を楽しみにしています。
メニューブックは、お客様にストレスを感じさせてはいけない。【UCC UESHIMA COFFEE様】
UCC UESHIMA COFFEE(THAILAND)CO.,LTD.
Director & General Manage
小村 健吾 様
1.御社にとってメニューブックの重要性とは?
もちろん重要ですよ!注文をきめる上でのお客様のアシストになるようにと日々考えています。そのためには見やすく、美味しそうに、実物とより近く、何よりお客様へのストレスを感じさせないことを重要視しています。ご来店頂くお客様は、様々な期待をもっておられると思います。分かりやすいことと、伝えたいことが、シンプルであることが大事です。またメニューブックの写真には特にこだわっています。海外ですから伝えるという点では更にとも言えますね。
2.内部制作されていますか?
2ヶ月に1回のおすすめメニューやPROMOTIONメニューは内部製作ですね。スタッフのモチベーションUPにもなるので、勉強のために良いと考えています。グランドメニューはしっかりと作りたいのでプロにお願いしたいと思っています。
3. Menu design labを選んで頂けた理由は?
色々なレストランのメニューを見て「いいな」と思うメニューはMenu design labさんが製作されていたからです。最初は紀伊国屋書店サイアムパラゴンのブックカフェK’s café のメニューを作成して頂きました。シンプルなスタイルのCaféなのですが、専門性をしっかり表現して頂き、お店はとても良くなりました。その後、本店であるThe UCC Orientalのグランドメニューも製作頂きました。
4.タイでの難しさとは?
バンコクで勤務して9年になりましたが、タイ人の方にコーヒーの美味しさと楽しみを知って頂きたいと日々努めております。最近は大分変わってきたのですが、カフェインの良くない印象は、日本人よりタイ人の方が多い様に思えます。UCCのコーヒーはタイでも日本と同じ日本基準の豆を厳選して使用しています。安心安全で美味しいコーヒーを楽しんで頂きたいです。食に対しても同じ様なことがあって、日本人に比べると食べず嫌いの方は多いと思います。一度食べてみて頂ければ、「美味い」と言って頂けるので、「まず一度食べてもらいたい。」 そのための努力が一番大事と考えます。
5.インタビュアー近藤かおりのコメント
『食べず嫌いは良くない!』 という言葉を日本では良く聞いてきました。日本人は何でも食べてみることを良しとする文化だと思います。ですが、イスラムのハラル食等は信じられるものを食べることが教えです。自分の体に頂くものをきちんと知り、知らないものを食べることは良くないとします。これも正しい考えですよね。食と宗教や文化は密接な関係です。「難しさ」にはこの様な考えも一理あると思います。安心安全な美味しい食事を食べて頂きたいという思いは私たちも同じなので、そのために飲食店様の思いをカタチに出来る様、努力していきます。